
内窓設置 Secondary Glazing Installation
既存の窓の内側にもう一つ新たに窓(内窓)を取り付ける工法
壁や外窓を壊す必要がないため、
工期が短く費用も比較的抑えられるのが特徴

施工の流れ
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STEP
01
既存窓のサイズを測定
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STEP
02
内窓の枠とガラスを設置
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STEP
03
1窓あたり30分~1時間ほどで
取り付け完了
「断熱効果」「結露軽減」「遮音効果」「UVカット」「侵入抑止効果」「経済性」のメリットがあります。
外窓交換(カバー工法) Exterior Window Replacement (Cover Method)
既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する工事
※「外窓」とは、住宅の外皮部分※にある開口部に設置する建具のうち、屋外から施錠できない建具


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カバー工法のメリット
外壁を切断せずに施工できるため、さまざまな外壁に対応可能
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カバー工法のデメリット
既存の窓枠の内側に新しい枠を取り付けるため、窓の開口がやや小さくなる
既存窓がアルミ製の場合、アルミ枠が残ることで断熱性にやや影響が出ることがある

イラストの出典:LIXIL

外窓交換(はりつ工法) Exterior Window Replacement (Overlay Method)
古いサッシを外壁ごとカットして枠ごと撤去し、その後に新たな樹脂窓を取り付け、切断した外壁部分は仕上げ材で丁寧に補修する工法

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はつり工法のメリット
既存の窓と同じサイズの新しい窓を取り付けられる
新しい窓はフレームが細くなるため、採光性が向上する
外壁をカットすることで、下地の劣化や腐食を発見・補修できる
断熱性能の高い窓に交換することで、省エネ効果が期待できる
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はつり工法のデメリット
外壁の材質によっては施工できない場合がある
施工時に粉じんや騒音が発生しやすく、工期が長くなることがある
仕上げ材の再施工が必要になるため、費用がやや高くなることがある

イラストの出典:LIXIL
ガラス交換 Glass Replacement
既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して、複層ガラス等に交換する工事
※ガラスのみの交換でも補助金対象です。
施工は比較的短時間で済み、外観にほとんど変化がないのが特長です。
断熱や防音の効果は一定程度得られますが、内窓設置と比べるとその効果はやや控えめです。
また、窓が増えることもないため、開閉操作がシンプルで、室内スペースも変わらずすっきりとした印象を保てます。
使い勝手と外観を重視する方に適した方法です。


ドア交換 Door Replacement
“窓”だけでなく玄関ドアや勝手口ドアの交換 も含まれます。
工事方法は主に2種類あります。
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カバー工法
(既存枠を残して新枠をかぶせる方式)・既存のドア枠はそのまま残し、その上に新しい枠を取り付ける
・工事は1日程度で完了することが多い
・外壁や内装への影響が少ない -
はりつ工法
(既存の枠を撤去して新しい枠・ドアを設置)・断熱性・気密性をより確実に確保できる
・外壁や内装を一部壊す必要があるため工期が長く、費用も高くなる
※補助金制度上、断熱性能を満たすドアに交換する必要があります。